www.engineering-japan.com

Norwalt、ベッコフのXPlanarで次世代デジタル印刷機を開発

磁気浮遊式搬送システムを活用し、多様な容器へのダイレクト印刷と材料ロスの削減を実現しました。

  www.beckhoff.com
Norwalt、ベッコフのXPlanarで次世代デジタル印刷機を開発

米国の特注機械メーカーであるNorwalt Automation Groupは、ベッコフオートメーションの磁気浮遊式搬送システム「XPlanar」を採用し、次世代ダイレクトデジタル印刷機「テセラクト(Tesseract)」を開発しました。このシステムは、XPlanarの可動子が印刷対象物を6自由度で自在に位置決めすることにより、単一の印刷エンジンで多種多様な形状の消費財容器に直接印刷(DTO印刷)を行うことを可能にしています。これにより、従来のラベル印刷で課題となっていた長時間の段取り替えや、大量の材料ロスが根本的に解消されました。

高精度な制御とシステムの大幅な効率化
XPlanarの可動子は、対象物の360度回転やXY方向の移動に加え、Z軸の高さを最大5mmの範囲で微調整できるため、複雑な形状の容器でもプリントヘッド周辺で柔軟に搬送され、サブミリメートル精度の印刷品質を維持します。また、従来の複雑な機械部品を磁気浮遊システムに置き換えたことで、機械の部材コストを30~40%削減し、大幅な省スペース化とメンテナンス性の向上を実現しました。システム全体の制御にはベッコフの組込み型PC「CX2062」とTwinCATソフトウェアが使用されており、EtherCATの高速同期によって高品質なインクの重ね合わせを実現しています。

追加コンテキスト
このセクションでは、元のリリースには明記されていない技術的および市場的な背景を説明します。消費財(CPG)業界では近年、消費者ニーズの細分化に伴い、多品種少量生産やカスタマイズ製品への対応が急務となっています。さらに、従来のプラスチック製シュリンクラベルや粘着ラベルはリサイクル時の障壁となることが多く、環境負荷低減の観点から容器へのダイレクト印刷(DTO)への移行が強く推奨されています。XPlanarのような非接触の磁気浮遊システムは、機械的な摩耗がないため発塵を抑えられ、衛生管理が厳しいパッケージング工程に最適です。ソフトウェアベースでモーション制御を切り替えられるため、ハードウェアの物理的な再構成なしにオンデマンド生産を実現する、インダストリー4.0の理想的なアプローチと言えます。

編集:Lekshman Ramdas(Induportalsエディター)– AIによる調整。

www.beckhoff.com

  さらに詳しく…

LinkedIn
Pinterest

フォロー(IMP 155 000フォロワー)