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Rohm Semiconductors News

高性能化が進むADASセンサ・レーダー向け、小型・300mA出力の車載LDOレギュレータ「BUxxJA3DG-Cシリーズ」を開発

新製品は、車載アプリケーションのセカンダリ*2電源用途に開発されたLDOレギュレータとして、基本要求(小型サイズ、標準的な出力電圧ラインアップ)を満たしています。その上で、小型サイズ(2.9mm x 2.8mm)でありながら出力電流300mAまで対応しており。

高性能化が進むADASセンサ・レーダー向け、小型・300mA出力の車載LDOレギュレータ「BUxxJA3DG-Cシリーズ」を開発

ローム株式会社(本社:京都市)は、自動車のADAS(先進運転支援システム)におけるセンサやレーダーなど、小型で高性能化が進む車載アプリケーションに向けて、LDOレギュレータ*1IC「BUxxJA3DG-CシリーズBU12JA3DG-CBU15JA3DG-CBU18JA3DG-CBU25JA3DG-CBU30JA3DG-CBU33JA3DG-C)」を開発しました。同時に同等用途のLDOシリーズでは珍しい下限1.7Vから入力電圧範囲をカバーしたことで、1.8Vの電源系統にも使用可能です。また、出力ノイズの少ないLDOレギュレータの中でも、一般品のおよそ40%減となる55µVrms(出力電圧3.3Vの製品で比較)までノイズを低減しており、よりクリーンな電源を必要とするアプリケーションに使用できるため、ADASセンサ・レーダーなどの小型化・高性能化に貢献します。

新製品は、2022年8月から当面月産6万個の体制で量産(サンプル価格 150円/個:税抜)を開始しています。インターネット販売も開始しており、チップワンストップ、コアスタッフオンラインなどから購入することができます。今後もロームは、車載アプリケーションの省電力化や小型化に貢献する電源ICを開発し、自動車の進化に貢献していきます。

背景
近年、自動車分野では、事故防止や自動運転の技術革新が進むにつれて、安全に対する要求はますます高まっています。それに伴い、車載ADASに搭載されるセンサやレーダーの高性能化(処理能力向上による大電流化と、省電力に向けた低電圧化)も進んでおり、それらに電力を供給する電源ICには、小型化と大電流化が求められています。


高性能化が進むADASセンサ・レーダー向け、小型・300mA出力の車載LDOレギュレータ「BUxxJA3DG-Cシリーズ」を開発

ロームは、自動車分野のECU(電子制御ユニット)やADASをはじめとする幅広い車載アプリケーションに向けて、DC-DCコンバータICやLDOレギュレータの豊富なラインアップにより省エネ・小型化のソリューションを提供しています。今回、高性能化が進むADASセンサ等の電源ニーズに対応する、小型で出力電流に優れた低出力ノイズのLDOレギュレータシリーズを開発しました。


高性能化が進むADASセンサ・レーダー向け、小型・300mA出力の車載LDOレギュレータ「BUxxJA3DG-Cシリーズ」を開発

新製品のラインアップ
新製品「BUxxJA3DG-Cシリーズ」は、車載製品に求められる125℃動作や車載信頼性規格「AEC-Q100」準拠、車載セカンダリLDOレギュレータに求められる小型パッケージサイズ、出力電圧ラインアップの基本要求を満たしています。


高性能化が進むADASセンサ・レーダー向け、小型・300mA出力の車載LDOレギュレータ「BUxxJA3DG-Cシリーズ」を開発

その上で、小型でありながら出力電流300mAまで対応しており、同時にシリーズとして1.7Vから6.0Vまでの入力電圧範囲をカバーしています。入力電圧1.7Vかつ出力電流300mAの時でも安定動作できるため、1.8Vの電源系統にも使用可能です(対象製品: BU12JA3DG-C)。さらに、一般品のおよそ40%減となる55µVrms(出力電圧3.3Vの製品で比較)まで出力ノイズを低減しており、センサなど微小な電気信号の出力に対して、電源ICとしてより影響を与えにくくなる(精度向上に貢献できる)ため、ノイズを気にする小型で高性能化が進む車載アプリケーションの電源に最適です。


高性能化が進むADASセンサ・レーダー向け、小型・300mA出力の車載LDOレギュレータ「BUxxJA3DG-Cシリーズ」を開発

アプリケーション例

  • センサ、レーダー、カメラなどの車載ADAS系
  • クラスタやヘッドアップディスプレイ(HUD)などの車載インフォテインメント系 ノイズを気にする車載アプリケーションのセカンダリ電源用途をはじめ、幅広いアプリケーションに採用可能です。

<インターネット販売情報>


高性能化が進むADASセンサ・レーダー向け、小型・300mA出力の車載LDOレギュレータ「BUxxJA3DG-Cシリーズ」を開発

用語説明
1. LDOレギュレータ(Low Drop Out レギュレータ / 低飽和レギュレータ)
電源ICの一種で直流(DC)から直流へ電圧を変換する。入力と出力の電圧差が小さく、リニアレギュレータ(入出力電圧が線形動作する)と言われる区分に該当する。DC-DCコンバータIC(スイッチングレギュレータ)と比較して、回路構成が簡単でノイズが少ないなどの特長を持つ。

2. セカンダリ
車載電源においては、バッテリーなどの電力源から見て1段目の変換を担当するものをプライマリ(Primary)と言い、その後段で2段目の変換を担当するものをセカンダリ(Secondary)と呼ぶ。プライマリ用途の電源ICには高い入力電圧への対応が求められるのに対して、セカンダリ用途の電源ICには低電圧入力や低電圧出力への対応が求められる。

<リーフレット>
低ノイズで好評の200mAシリーズに加えて300mA品登場
小型サイズ300mA出力セカンダリCMOS LDOレギュレータ(PDF:1MB)


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