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アンビック、Smartalyとエネルギー効率の高いAI対応の医療グレードECGモニターを開発

同社は、エレクトロニクス設計者のSmartalyと提携して、エネルギー効率が高くインテリジェントなポータブル心電図(ECG)モニターを開発し、病院での普及に向けてテストされていると発表した。

アンビック、Smartalyとエネルギー効率の高いAI対応の医療グレードECGモニターを開発

Smartalyの携帯型ECGは、AI内蔵のApollo3 SoCを採用しており、24時間体制での心臓の電気的活動の監視・検出がバッテリーで最長1週間使用可能です。99%以上の精度で、ECGは異常や障害をユーザーにリアルタイムで通知し、即時対応を可能にします。Smartalyの携帯型ECGは、軽量かつスタンバイモードで1年間使用できます。Bluetooth経由で他のスマートデバイスに接続し、ユーザーに自分の健康データに関する実用的な洞察を提供します。

SmartalyのCEOであるArnaud Duclap氏は次のように述べています。「私たちは、ポータブルなバッテリー駆動の心電図(ECG)モニターを医療分野に提供するという、世界的な課題に取り組むことができたことを非常に誇りに思っています。組み込みニューラルネットワークエンジンを実行するための処理能力、高メモリ、そして超低消費電力が完璧にマッチしているため、アンビックのApollo3 SoCを採用しました。人々の健康に貢献するために、さらに他の医療プロジェクトにも参加したいと考えています」


アンビック、Smartalyとエネルギー効率の高いAI対応の医療グレードECGモニターを開発
Apollo3 SoCを使用した、Smartly ECGモニターのワークフロー

アンビックのセールスおよび事業開発担当バイスプレジデントのマイク・ケニヨン(Mike Kenyon)は次のように述べています。「Smartaly社との提携は、デジタルヘルス機器の開発を加速するための布石です。医療分野は、一貫したデータ主導型のモニタリングが必要とする、非常に重要な業界です。医療機器が電力の制約を克服して、患者が信頼できる洞察に富んだ健康分析を提供できるよう支援することが、まさにSmartalyのECGモニターで当社が構想していることです」

アンビックの第3世代SoC(システムオンチップ)のApollo3は、デジタルヘルスデバイスからペット、野生動物、畜産用の追跡ユニットに至るまで、幅広いアプリケーションに業界をリードする超低消費電力と性能を提供しています。Apollo3は、アンビックのSPOT(Subthreshold Power Optimization Technology)プラットフォームに基づいて構築されており、消費電力をアクティブモードで6µA/MHz、ディープスリープモードで1µAに低減します。

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