Anthony Machine(アンソニーマシン)社とケナメタルの連携でセットアップ時間の短縮を実現

2019-03-12
テキサス州の個別注文製作会社がクイックチェンジツールホルダーによる恩恵を実感する

30年以上にわたり、ケナメタルのKM™ブランドのクイックチェンジツーリングは機械加工業者の効率化に貢献しています。数千にものお客様が断言している通り、KMブランドはセットアップ時間を短縮し、適応性を向上させ、マシン稼働率を改善し、業界からの一層厳しい要求に、真正面から応える能力を示しています。

そのようなお客様の1社がAnthony Machine社です。1946年以来、テキサス州サンアントニオ市のこの個別注文製作会社は、石油、ガス、採鉱、輸送、電力発電など、さまざまな産業に製作製品を提供してきました。精密加工における経験から、同社が取り扱えないものはほとんどありません。しかし、同社初のY軸ライブツール旋盤として、CNC工作機械メーカーであるDMG森精機のNLX 3000 1250汎用旋削マシニングセンター2台を同社が購入した後、Anthony社の製造チームはその新たな「投資」を最大限活用するという課題に直面しました。

ケナメタルのシニアセールスエンジニアであるMark Davis(マーク デイビス)が、過去10年と同様に現場工場をサポートしました。彼は、Anthony社に対し、セットアップ時間を短縮し、新しい機械の能力を最大限活用する最善の方法は、タレット対応クランピングユニット(TACU)とKMクイックチェンジツールホルダーを搭載することだと説明しました。

Davisは、「TACUシステムは、KM32からKM63まですべてに対応します」と言います。「当社は、固定工具と駆動工具の両方に対応するブロックを提供しています。また、オークマ、ハース、マザック、ドゥサン(斗山)、もちろん、DMG森精機といった主要工作機械メーカーのほとんどの旋盤に搭載できます。対応可能となったメーカーはオンラインで常に追加されます。よって、お客様は、迅速性や柔軟性に優れた、精密なクイックチェンジツールホルダーシステムを80以上の機種のCNC旋盤マシニングセンターに簡単に、またコスト効率よく搭載できるようになります」。

Anthony Machine社の製造技術者であるDaniel Goller(ダニエル ゴラー)は、新しいマシニングセンターにTACUとKMを採用すると決定するのは容易だったと語り、「数年にわたり、当社は深穴加工やその他の加工のために、CNC旋盤やマシニングセンターにKM搭載カスタムツールホルダーを数多く取り付けてましたし、可能な工具ポジションで限界を克服できるよう、工場の手動タレット旋盤数台にケナメタル製工具を使ってきました。」と言います。「当社は何度も新規注文を受注してきました。競合他社が従来の工具では実現できなかった公差と表面仕上げをKMが可能にしてくれたからです」。

Anthony社のオペレーションマネージャーであるMohsen Saleh(モーセン サレー)も同意します。彼は「違いは明らかだ」と言います。「ほとんどのマシニングセンターに標準装備される従来のウェッジタイプやスクリュータイプのブロックと比較すると、KM搭載のTACUユニットは加工時間がより速く、より精密です。当社は通常、公差を0.0005インチ(0.013 mm)に維持しており、我々は、部品サイズはクランプごとに異なってはならないと指示されています。タレットが混み合わず、すべて狙った通りとなり、典型的なストレートシャンク工具やスクリューがセットされたタイプのボーリングバーホルダーを使用するときによく経験するビビリやたわみもありません」。

「Anthony社がTACU使用で得たパフォーマンスは、当社がKMに期待した通りでした」とケナメタルのDavisは言います。「プラットフォームの幅、精密さ、そして特に適応性を考えれば、KMはたちまち、クイックチェンジツーリングにおける事実上のツーリング産業界のスタンダードとなるでしょう」。

Salehは、Anthony社の今後の見通しを少しつけ加えつつ、同社の最近の成功について総括しています。「当社は1986年に初めてCNC機を購入しました。その時、当社は有名な競合他社のブランドを使用していましたが、後にケナメタルが当社を訪れました。まず、感銘を受けたのは、ケナメタルによるサービス指向の姿勢です。ケナメタルはいつも喜んで当社を訪問し、アプリケーションについて協力してくれます。ケナメタル製品の品質の高さと共にこのような姿勢が理由となり、ケナメタルは、以来ずっと当社の望ましい工具サプライヤーとなりました。当社は常により小規模で低コストの競合他社と競っています。このような環境下で新規受注を獲得し続けるため、最新の高度ツーリングシステムと工作機械テクノロジーを採用する必要があります。このことが当社に競争力を与えており、、ケナメタルはこの分野において大きな役割を果たしてくれています」。

 

Anthony Machine社は数年にわたり、工場全体でKMを使用していますので、DMG森精機製の新しいY軸旋盤にクイックチェンジツーリングを搭載する際、同社の選択の決断は明らかでした。
新しいNLX機にKMを搭載する利点を確認した後、Anthony Machine社はクイックチェンジツーリングの採用を工場の他の部分にも拡げる計画を立てています。
KMクイックチェンジツーリングのスピードと再現性は、Anthony Machine社の加工工程の多くに「際立った違い」をもたらしています。
Mohsen Saleh(モーセン サラー)とCNC機オペレーターのMark Garland(マーク ガーランド)が、Anthony Machine社所有のDMG森精機製NLX 3000 1250汎用旋削マシニングセンターで加工されたワークをチェックしています。