製造までつながる電気設計を提供

2017-10-04
EPLAN バージョン2.7が9月からご利用いただけるようになりました。設計から製造までつながることに重点を置くEPLANのソリューションは、バリュー・チェーン全体を通じたデータの強化を可能にします。19ヵ国語への対応や細部にわたるアップグレードに加え、シーメンス社のTIAポータルや三菱電機社のMELSOFT iQなどオートメーション技術との双方向接続により、エンジニアリングのさらなる効率化をお約束します。

2017年10月4日付、ドイツ・モンハイム発―EPLAN の電気設計CADや制御盤設計、ハーネス設計などに対応したソリューションは、設計から製造、さらに保守まで全エンジニアリング・プロセスにわたりつながることができます。そこでカギ中心となるのは »Single Source of Truth(信頼できる唯一の情報源)»というコンセプトです。EPLAN では、当社のシステムが、オートメーション技術のエンジニアリングに対する一貫したデジタル化の基盤であると位置付けてきました。また、こうしたデジタル化はグローバルに進められることが多いため、EPLAN は19ヵ国語で利用可能です。


テンプレートの作成と再利用

電気や流体動力設計では、定義された回路図テンプレートを利用して簡単にプロジェクトを標準化して、データとあわせてデータと一対一で再利用できるようになりましたす。たとえば、マクロの枠を多角形として設計できるようになったことから、回路図テンプレート用にカスタマイズした定義も行えます。こうしたタイプのテンプレートは、マウスをクリックするだけで回路図を自動生成するEPLAN Cogineerへの最初の一歩としても活用できます。また、ユーザーの皆さまは、ドイツ・ニュルンベルクでのSPS IPC Drivesで初公開を予定しているクラウド版の先行紹介にもご期待ください。

一方、プロセス・エンジニアリング分野では、EPLAN Preplanningの新しい配管モジュールが注目ポイントの一つです。エンジニアリング工程のさらに初期段階から、配管データを含めたプラントのもっと詳細なドキュメントが得られることは、ユーザーにとって大変有用です。また、ワイヤハーネスのエンジニアリングへの対応も、容易になりました。熱収縮チューブの挿入が、2Dや3D設計環境で簡単に指定可能になったほか、接続ハードウェアの表示オプションも改善されています。このような機能から、製造向けドキュメントがこれまで以上に詳細となり、ワイヤハーネスの生産プロセスも加速します。そのほか、モデル・ビュー内での属性コンフィグレーションやEPLAN Pro Panelにおける製造向けインターフェイスの拡充、最新クライアント・サーバ技術によるEPLAN Smart Wiringの更新など、新しい設計オプションによって多数の進化と革新を遂げています。


三菱電機社のオートメーション・プラットフォームMELSOFT iQともシームレスに連携

多分野にまたがるデータ交換は、EPLANプラットフォームとシーメンス社TIAポータルの間の新インターフェイスでも特に重視した点です。将来を見据えながら、ますます普及するAutomationMLフォーマットを導入してIndustry 4.0時代に応えました。この双方向データ交換は、三菱電機社のオートメーション・プラットフォームMELSOFT iQともシームレスに行えるように拡大され、SPS IPC Drivesでの公開を予定しています。ユーザーはプロジェクトのどの段階でも双方向にデータ交換した後に、編集し、さらにプロジェクトと同期させることが可能です。これにより、煩わしい手作業による変更の再チェックを繰り返すというやり方など、時間のかかる作業が置き換えられ、完全なプロセスのデジタル化に向けて、エンジニアリングはもう一歩前進することになります。ただし、まず必要となるのは、エンジニアリングから生産、運用、保守にいたるまでの全プロセスとデータの一貫したデジタル化です。
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